長野市議が酒気帯び運転疑い 「軽い気持ちで握った」
長野市の倉野立人市議(54)が3日未明、飲酒運転をしたとして道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで長野県警の取り締まりを受けていたことが関係者への取材でわかった。倉野市議は朝日新聞の取材に対し「やってはいけないことで深く反省している。辞職も視野に考えたい」と話している。倉野市議が所属する民進・社民系の会派「改革ながの市民ネット」は4日夕に会議を開き、辞職勧告などを検討する。
倉野市議などの説明によると、同市川中島町の後援会事務所で2日午後10時ごろから約2時間、500ミリリットルの缶ビール1本と、焼酎をロックでグラス2杯ほど飲んだ。その後、3日午前0時ごろに近くの自宅に帰る途中で警察官の職務質問を受け、アルコール検査をしたところ基準値を超えるアルコールが検出されたという。
倉野市議は「翌朝早くに車が必要だったため、自宅まで車で数分と近いこともあり、軽い気持ちでハンドルを握ってしまった」と話している。
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