たとえ火の中、泥の中… 過酷すぎる大人の障害物競走
有刺鉄線を避けながら泥の中を進む参加者=27日、神奈川県相模原市、竹花徹朗撮影
世界最大級の障害物競走「リーボック スパルタンレース」が27日、日本で初めて神奈川県相模原市の在日米軍相模総合補給廠(しょう)で開かれ、約5千人のランナーが様々な障害物を乗り越えゴールを目指した。
「大人の障害物競走」とも言われるレースには、燃えた木の上を走ったり、泥水の中をはいつくばって進んだりする障害物が約7キロのコース上に22カ所用意された。
ゴール後、仲間と抱き合った山本まさみさん(27)は「泥の中を匍匐(ほふく)前進したり、思った以上に過酷でした。友達と助け合って走りきり達成感がすごくあります」と話していた。
主催者によると、レースは2010年に米国で始まり、現在は世界約30カ国で開かれ、年間約100万人が参加しているという。世界大会もあり、今大会の上位者は9月に米国で開かれる大会に参加できる。(竹花徹朗)
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