火災があった部屋で暮らしていた子どもたち＝家族のものとみられるフェイスブックから

茨城県日立市の県営アパートから６日早朝に出火して一家計６人が死亡し、３０代の父親が「火を付けた」と出頭した事件で、妻（３３）のものとみられる「フェイスブック（ＦＢ）」によると、長女（１１）、長男（７）、次男（５）に弟ができたのは３年前。２０１４年６月２１日には生まれて間もない双子の赤ちゃんが加わったきょうだい５人の写真が投稿されており、妻はコメントを寄せた知人に「赤ちゃんって無条件にカワイイよね●（ハート）」などと返信していた。

１５年１０月３１日には、写真スタジオで撮影したという、ドレスアップした子ども５人の集合写真を投稿。長男の七五三だったといい、妻は知人に「今日ね撮ってきたの」と顔文字付きで返信していた。

このほか、長女の誕生日をバースデーケーキで祝ったり、次男の生後１００日を鯛（たい）で祝ったりする写真も。次男が発熱した際には「赤ちゃんはこれだから心配なのよね」と気遣う投稿もあった。

また、写真投稿サイト「インスタグラム」にも、妻のものとみられるアカウントがあり、子どもらの写真や旅先での写真など１８件の投稿が確認できる。今年９月１１日には福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで撮影したという５人の子どもの集合写真が投稿されていた。最後の投稿は同月２５日。沸騰した鍋の中に卵が入っている写真で、「こんな時間に大量のゆで卵笑　怪獣達のエサ作り笑」のコメントと、「＃ゆで卵１３こ」「＃怪獣の朝ごはん」などといったハッシュタグが添えられていた。

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