待機児童、自分のまちに何人? グラフで「見える化」
「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログなど保護者らの切実な声を受け、衆院選に向けても政治の一大テーマになった待機児童問題。でも、一向に解決の見通しが立ちません。
自分が暮らすまちに待機児童はどれくらいいるのか……。全国の104市区町村について、グラフで「見える化」しました。
待機児童の問題は、人口の多いところが深刻。そこで、20政令指定市と東京23区に加え、2015年から17年までの間に待機児童が100人以上だった市区町村を選んでデータを集計しました。
グラフは、15年から17年について、六つの指標ごとに待機児童が多い順に並び替えることができます。
たとえば、17年に自治体が「待機児童」として公表した数をみると世田谷区が861人で1位。
ところが、認可保育園に入れなかったのに待機児童にカウントされない「隠れ待機児童」を含む合計数を見てみると、順位ががらっと入れ替わります。
公式の待機児童数が2人の横浜市は、「隠れ」を足すと3259人で1位になってしまうのです。
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