新潟県魚沼圏域の自動車のご当地ナンバー導入に向けた推進協議会が19日、南魚沼市役所で開かれ、プレートに記す地域名案が「雪国魚沼」に決まった。来年1月上旬から約1カ月のパブリックコメントを経て、首長らで組織する導入実行委員会で最終決定する。

魚沼圏域は南魚沼、十日町、魚沼の3市と津南、湯沢の2町。8月に5市町の首長で導入実行委を組織し、各市町の商工団体などの代表者による推進協議会が地域名を検討してきた。

この日は、これまでに絞り込まれた「魚沼」「うおぬま」「越後魚沼」「妻有魚沼」「雪国魚沼」「湯沢」の6案について、協議会のメンバーが各案の支持理由を説明した。

「雪国魚沼」を巡っては「雪国を冠することで新たな地域ブランドとしての可能性が広がる」などの賛成論のほか、「雪国は魚沼だけとは限らない」といった意見もあったが、メンバー26人の投票の結果、過半数の16票を獲得し、協議会案として一本化された。

事務局の南魚沼市によると、パブリックコメントは来年1月から1カ月間ほどを見込み、その後の首長らの実行委員会で最終決定する。図柄は来年の検討課題で、新ナンバープレートは2020年春以降の実現を目指している。

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