群馬県安中市の高原にある「ろうばいの郷」でロウバイの花が見頃を迎えている。約3・2ヘクタールの園内には「マンゲツロウバイ」を中心に4種類、1200株が植えられ、黄色い花からあふれる甘い香りが漂う。長野県軽井沢町から親子で訪れた白木成一さん(73)は「香りが良く、春の兆しを感じます」。

同園は、18年前に遊休農地を利用して造られた村おこしの中心施設で、地域のボランティアが運営している。同園の萩原昭一理事長(64)は「来てくれた人に喜んでもらえるのが、僕らの生きがいになっている」と話す。

入園料は中学生以上400円。開花時期は例年並みで、見頃は2月中旬までという。(柴田悠貴)

ASAHI.COM