21世紀枠に由利工・膳所・伊万里 選抜高校野球
第90回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市内であり、困難の克服や特色のある活動が評価される21世紀枠に、由利工(秋田)、膳所(ぜぜ、滋賀)、伊万里(佐賀)の3校が選ばれた。由利工と伊万里は春夏通じて初の甲子園出場。膳所は1959年以来59年ぶり4回目の出場となる。夏の全国選手権には72年と78年の2回、出場している。
一般枠は33校。近畿からは選抜2連覇がかかる大阪桐蔭のほか、春夏通じて初出場の乙訓(おとくに、京都)などが選ばれた。近江、彦根東も選出され、膳所とあわせ滋賀からは3校が出場する。四国は神宮枠を加え4枠。神宮大会を制した明徳義塾のほか、英明(香川)、松山聖陵(愛媛)、高知が選ばれた。東海の3校目は三重、北信越の3校目は富山商、中国の3校目は瀬戸内(広島)。関東の中央学院(千葉)、明秀日立(茨城)も春夏通じて初。ほかに東海大相模、慶応(いずれも神奈川)、国学院栃木が選ばれ、東京は日大三。九州の富島(宮崎)も春夏通じて初出場となる。
組み合わせ抽選会は3月16日にあり、大会は3月23日から13日間(休養日を1日含む)の日程で行われる。
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