米ホワイトハウス広報部長が辞任へ イバンカ氏の知人

写真・図版米ホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長=AP

米ホワイトハウスは2月28日、ホープ・ヒックス広報部長(29)が近く辞任すると発表した。ヒックス氏は大統領選時から約3年にわたり、トランプ大統領を支えてきた。辞任理由の詳細は明らかでないが、ホワイトハウス以外の仕事を希望しているという。

米メディアによると、ヒックス氏は元モデルで、トランプ氏の長女イバンカ氏と知り合いだった。政治経験は無かったが、2016年から大統領選でトランプ氏陣営に加わり、広報を担当。トランプ政権発足時からホワイトハウスに入った。同政権では広報部長の交代が続き、ヒックス氏は4人目として昨夏就任した。

ヒックス氏はここ数カ月間、ホワイトハウスでやるべき仕事は成し終えたため、辞める考えを周囲に漏らしていたという。

同氏は前日の27日、ロシア疑惑を調査する下院特別情報委員会で約8時間の聞き取り調査を受けた。米メディアによると、時々、トランプ氏のために、たわいないウソを言ったが、ロシア疑惑に関するウソは言ったことが無いなどと証言したという。ただ、ホワイトハウスは、今回の同氏の辞任との関係性は無いとしている。

トランプ氏は声明で「ホープは極めて優秀で、3年間、素晴らしい仕事をやってくれた。私の側にいて欲しいが、彼女が別の機会を求めていると聞き、十分に承知した」と語った。(ワシントン=土佐茂生)

ASAHI.COM

 

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