サッカーのために低用量ピル 澤穂希さん、公表した思い
3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。男女格差が大きいとされる日本を、若い人たち、とりわけ女の子たちが、性別にとらわれず生きることができる社会に――。元サッカー選手の澤穂希さんは「選べないことについて悩んでも仕方ない」と語ります。
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最近は講演会などで、現役時代の健康管理についてお話しする機会が多くあります。20歳の頃から基礎体温をつけていたことや、定期的に婦人科を受診していたこと、試合でパフォーマンスを低下させないよう、低用量ピルを使って月経周期をコントロールしていた経験などを話しています。
大学を中退して渡米した時、米国のチームメートたちが10代の頃から婦人科で健診を受け、ピルを使用し、そういうことを恥ずかしがることなくオープンに話している姿を見て、驚きました。
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