di Aldo Cazzullo

Nessun governo può avere come unico orizzonte allontanare il più possibile le elezioni ed eleggere il presidente della Repubblica. L’obiettivo di un’alleanza non può essere solo tenere a bada il comune nemico. Il governo Pd-5 Stelle è nato in tutta fretta, ma è partito piano. Anche troppo. Discussioni sulle merendine. Una spy-story che prima viene chiarita meglio è, a cominciare dai sospetti incrociati tra Conte e Renzi di aver usato i servizi segreti pro e contro Trump. Una manovra poco ambiziosa, da ordinaria amministrazione. E segnali di freddezza tra leader e leaderini; come se la bussola della vita pubblica continuassero a essere gli interessi personali, gli stessi che hanno portato alla coalizione giallorossa. Quando Salvini ha rotto l’alleanza aprendo la crisi di agosto, tutto lasciava credere che le elezioni sarebbero state inevitabili. Il primo a scartare è stato il più interessato a evitare il voto, Matteo Renzi, proponendo — proprio lui, il nemico dei 5 Stelle un «esecutivo istituzionale» che su 5 Stelle e Pd si sarebbe dovuto inevitabilmente reggere. Il secondo è stato Beppe Grillo, liquidando Renzi come «avvoltoio tentatore» ma di fatto benedicendo il suo disegno. A quel punto Zingaretti ha realizzato di non poter lasciare che la situazione precipitasse verso la scontata vittoria di Salvini.

台風１９号により増水した多摩川＝２０１９年１０月１３日午前６時２９分、東京都大田区、朝日新聞社ヘリから、仙波理撮影

台風１９号の通過から一夜明けた１３日早朝、ヘリコプターで首都圏上空を飛んだ。

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　東京を流れる多摩川の河口にある羽田空港を離陸。まず、多摩川に沿って北西へ向かう。川崎市中原区の武蔵小杉駅付近へ。高層マンションの１階付近が泥をかぶっているのが見えた。

　その上流にある、東京都世田谷区の東急二子玉川駅付近。河川敷がなくなり、まるで茶色く太い帯のように見える。泥まみれの水がゆっくりと流れていくさまがよくわかる。普段は草野球がさかんな河川敷のグラウンドは冠水し、面影はない。

大型の台風１９号上陸

孤立した陸橋の上で救助を待つ人たち＝２０１９年１０月１３日午前１１時１６分、長野市、朝日新聞社ヘリから、遠藤真梨撮影

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　伊豆半島に上陸した台風１９号は１３日午前に太平洋上へ抜けましたが、各地で大きな被害が起きています。被害の状況などをタイムラインで逐一お伝えします。

１４：３０

台風１５号で被災の君津製鉄所、今回は「被害情報なし」

　９月の台風１５号で煙突が倒壊する被害を受けた日本製鉄の君津製鉄所（千葉県君津市）。同社によると、今回の台風１９号も通常対応として暴風圏に入ったときに操業を一時ストップしたが、「特段の被害情報は入っていない」（広報）という。

１４：００

長野県が拠点の日本電産、「現時点で影響なし」

　モーター大手の日本電産は、台風被害の大きい長野県や栃木県に開発拠点や事業所があるが、１３日午後２時時点で「今のところ被害の情報は入っていない」（広報）としている。現在も確認作業を続けているという。

　長野市赤沼にある千曲川流域下水道の下水処理場が１３日、千曲川の氾濫（はんらん）で浸水し、機能停止となっている。利用しているのは、長野市の一部や須坂市、小布施町、高山村の約１４万３千人。長野県は生活排水を減らすなど、下水道の使用制限を呼びかけている。

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　県によると、１３日朝にかけて処理場１階の半分ほどまで浸水。職員ら１９人は２階に避難したという。

　この処理場が対象にしているのは、長野市の一部（古里、柳原、長沼、若槻、浅川、朝陽、若穂、古牧、吉田、大豆島、豊野、松代）と須坂市、小布施町、高山村。

阿武隈川の氾濫（はんらん）で、町中心部が被害を受けた宮城県丸森町。役場に向かう陸上自衛隊のボートに、朝日新聞の記者が同乗した。

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　まるで茶色くにごった湖の中を進んでいるようだ。木の板やゴミ箱と思われる水色のプラスチックが横を流れ、「止まれ」の標識や薬局の看板と同じ高さを進む。いかに水が深いか。

　住宅の１階部分は水没し、もともと平屋建てが並んでいるようにみえる。シルバーセンターもドラッグストアも入り口と思われるところは分かるが、建物の中ほどまで水が入り込んでいる。

　役場は、湖の中に浮いた島のように取り残されている。駐車場の車は屋根が見えるだけだ。

　避難者たちが異様な光景を前に立ち尽くしていた。