「いい年に」小切手にお願い 伏見稲荷で「さい銭開き」

写真・図版さい銭を数える銀行員たち=4日午前9時12分、京都市伏見区、佐藤慈子撮影

商売繁盛の神様として親しまれている伏見稲荷大社(京都市伏見区)で4日朝、正月三が日のさい銭を集計する「さい銭開き」が始まった。

境内の50カ所からさい銭箱が集められ、白衣姿の銀行員8人が仕分けた。集計は手作業や機械などで5日ほどかかるという。

岡野隆弘・権禰宜(ごんねぎ)によると「最近は外国人の方にもさい銭の風習を理解してもらいつつある」という。日本円に交じって外貨や「1万1104円(いいとし)」の小切手などもみられた。(佐藤慈子)

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