トランプ氏ツイート「αオス的な威嚇」文化人類学で分析
20日の大統領就任まで残りわずか。ドナルド・トランプ次期米大統領は、ツイッターで早朝から、一方的に攻撃的な言葉を発し続けている。そこに政策や理念は込められておらず、批判や反論、自慢の類いが多い。どういう心理状態で、どんな狙いや効果があるのか、心理学者や文化人類学者に分析してもらった。
トランプ氏の典型的なツイートぶりの一例は、6日午前6時台から始まった。
《6時19分 誠意のないメディアは、国境沿いの壁建設に使われる全費用が後でメキシコによって返済されることを報じない!》
いつものメディアへの「攻撃」だ。続いて約20分後に2本連続。
《ヒラリーと民主党は私の支持者の情熱には永遠に勝てない。
彼らはかつて見たこともない(トランプ支持の)社会運動を見たのだ。》
いまだに民主党候補だったクリントン氏に「挑発」的な言葉を投げかける。
そして最後は、「自慢」と、自分を応援しなかった人物への「挑発」の混合型だった。
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