熊本初開催、本日の棋士メシは 朝日杯将棋オープン戦

写真・図版「肥後あか牛のすき焼き風」など地元食材を使ったお弁当=14日、熊本市総合体育館、金子淳撮影

 近年、将棋の大きな対局でファンの関心を呼んでいるのが、棋士が対局の合間に食べる「棋士メシ」だ。14日から熊本市で開かれている「朝日杯将棋オープン戦」の出場棋士たちは何を食べるのか。

1回戦を終えた佐藤天彦名人、行方尚史八段、戸辺誠七段、八代弥(わたる)五段らに用意された昼食は、熊本の特産品が詰まった2段の和風弁当。熊本市の弁当店「池田屋」がこの日のために用意した特別メニューという。

「肥後あか牛のすき焼き風」や「熊本名物 馬肉の時雨煮」「天草産 鯛(たい)の塩焼き」などおかず8種が詰め込まれ、ボリュームたっぷり。熊本県南関町の特産「南関揚げ」をわさび菜とあえたお浸しなどもある。

池田屋の池田一史さんは「熊本の名物料理を詰め込んだ。復興のために熊本に来て、対局してくださる棋士の方々に味わっていただきたい」と話した。(柴田菜々子)

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