センター試験中に監督者がいびき? 愛媛大で途中交代
愛媛大(松山市)で実施された大学入試センター試験で、監督者の男性教授が試験中にいびきのような音をたて、受験生から苦情を受けていたことがわかった。愛媛大は監督を途中交代させた。大学の担当者は「あってはならないことで、再発防止をはかりたい」としている。
愛媛大によると、トラブルがあったのはセンター試験2日目の15日午後で、97人が「数学②」を受験。受験生から「終了間際にいびきのような音がした」と、後方で監督中の教授についての苦情が寄せられた。その前には、別の受験生から「後ろからうるさい音がする」と苦情があり、せきをしていた教授を別の監督者が注意していた。
教授はこの日午前から監督にあたっていたが、苦情を受け、その後の「理科②」は別の監督者と交代した。愛媛大は大学入試センターに報告したが、「生活騒音の範囲内」として、再試験は行わないという。
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