北大阪急行延伸へ起工式 建設費600億円、新駅二つ
大阪市営地下鉄御堂筋線と相互乗り入れしている北大阪急行を、千里中央駅(大阪府豊中市)から北へ約2・5キロ延伸させる工事の起工式が19日、同府箕面市であった。2020年度の開業を目指して今後、トンネルや高架の工事が進む。
北大阪急行は現在、江坂駅(同府吹田市)と千里中央駅を結んでいる。新御堂筋沿いに箕面市まで北へ約2・5キロ延伸させる計画は、府が重点施策に掲げる4路線の鉄道網整備の一つで、2014年に正式に決まった。建設費600億円は国、府、箕面市、北大阪急行電鉄で分担し、箕面市内に二つの新駅をつくる。
起工式では、松井一郎知事や倉田哲郎・箕面市長、北大阪急行電鉄の岸本和也社長らがくわ入れをした。
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