2020年東京五輪・パラリンピックのマスコットを決める、大会組織委員会の選考検討会議(座長=宮田亮平文化庁長官)が6日、東京都内であり、プロ、アマのデザイナーだけでなく、子どもも含む一般公募でマスコット案を募ることを決めた。生駒芳子副座長は「新しい才能が発掘される場になればいい」と語り、多くの参加を求めた。

組織委では昨年、大会エンブレムを公募で決めた経緯があるが、マスコットについては各競技に応じた動きなどの展開例が求められることから募集要件も厳しくなることが想定されており、「エンブレムより応募のハードルは高い」という。

選考検討会議では応募要項や審査方法などを決め、3月末までに国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)に提出する。承認を得られれば、募集、選考のステップに進む。

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