ブライトバート看板記者が辞任 小児性愛巡る発言で

写真・図版米ニューヨークで21日、自らの辞任について会見を開いた右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の編集者、マイロ・ヤノポロス氏。小児性愛を巡る発言が批判を浴びた=AFP時事

右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の看板編集者・記者だったマイロ・ヤノポロス氏が21日、辞任した。あからさまな女性蔑視やイスラム教徒への差別発言などで人気を得た一方、大きな批判も浴びてきた。

ブライトバートは、トランプ大統領の側近であるスティーブン・バノン首席戦略官が会長を務めていたメディア。ワシントン・ポスト紙によると、ヤノポロス氏は2014年にバノン氏に誘われ、ブライトバートに入った。

辞任の原因は、小児性愛をめぐる発言。昨年1月のネット上の対談などで、同性愛者であるヤノポロス氏は、10代の時にカトリックの神父と性的関係を持ったと明かし、「性的にいいことだった」との趣旨の発言をしていた。また小児性愛は年齢の問題ではなく、「幼くても(性的関係を持つことに)同意できる人もいる」などとも語った。
ASAHI.COM

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