韓国外相、少女像の移転求める公文書送付 釜山市などに
韓国釜山の日本総領事館前の歩道に慰安婦を象徴する「少女像」が設置された問題で、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相が歩道を管理する釜山市東区などに像の移転を求める公文書を送っていたことが23日、わかった。韓国外交省関係者が明らかにした。
関係者によると、公文書は今月14日、東区のほか、釜山市や釜山市議会に送られた。少女像の位置が外交公館保護と関連した国際礼譲と慣行の面で望ましくないと指摘。より適切な場所に移す案について、政府、自治体、市民団体など関連当事者が知恵を絞る必要があるという政府の考えが説明されているという。
尹外相はこれまでも、国会審議で公文書に記されたような政府の基本的な立場を説明してきた。ただ、実際にこうした内容を釜山市東区などに公文書で伝えたのは初めてだ。
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