98歳の元番台、男湯と女湯仕切る板に絵 大分・別府
男湯に貼られた「高崎山」の前に立つ松尾常巳さん=大分県別府市千代町の紙屋温泉
泉質の良さで知られる大分県別府市の共同浴場「紙屋温泉」で26日、男湯と女湯を仕切る板に絵が貼られた。番台だった松尾常巳(つねみ)さん(98)の作品だ。
松尾さんは元映画看板絵師。絵師引退後、約5年前まで番台に約20年間座った。今回はまちおこし団体に頼まれ、数年前に描いていた2作品を提供した。
男湯の絵はサルで有名な高崎山、女湯は別府を一望できる鶴見岳。ともに深緑を描き「山の緑で癒やされて」と松尾さん。温泉と同じぐらい効能あるかも。
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