ドローン墜落、工事作業員けが 法改正後初の人身事故か

神奈川藤沢市で2月、小型無人飛行機ドローンが工事現場の空撮中に墜落し、顔にあたった30代の男性作業員が数針縫うけがをした。国土交通省が28日、明らかにした。ドローンの飛行ルールを定めた改正航空法が2015年12月に施行されて以降、人身事故が報告されたのは初めて。

国交省によると、2月18日午前10時ごろ、工事現場の上空約70メートルで重さ約1キロのドローンがクレーンに接触、墜落した。けがをしたのは、操縦者とは別の作業員。飛行中に通信障害で操縦ができなくなり、自動的に離陸地点に戻る機能で飛行しているときに、クレーンに接触したという。

無人機を巡っては、同県内で14年11月に、湘南国際マラソンの様子の撮影中に墜落し、女性スタッフが顔にけがをするトラブルが起きている。(伊藤嘉孝)

ASAHI.COM

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