穴に遺体、コンクリで固める 相模原・連れ去り遺棄事件
相模原市緑区の塗装業柏崎元(はじめ)さん(37)が連れ去られ、遺体で見つかった事件で、遺体は建物の床下に掘られた穴に埋められ、穴の表面がコンクリートで固められていたことが、捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は、事件が発覚しないよう遺体を隠す意図があったとみている。
捜査関係者によると、別の事件の容疑者の供述などに基づき、柏崎さんの自宅から南に約10キロ離れた同県厚木市の建築会社を27日に捜索し、遺体を発見した。柏崎さんは連れ去られた時と同じ服装だった。コンクリートの表面はならされていたという。
柏崎さんは1月10日午前0時ごろ、家族と帰宅し、近くの駐車場に車を置きに行って行方がわからなくなった。近所の人が男同士が争う声を聞いていて、県警は車で連れ去られたとみている。
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