無許可で毒ヘビ飼育容疑 精力剤・革製品の老舗社長ら
毒ヘビを無許可で飼育したとして、警視庁は、ヘビ加工販売会社「蛇善」(東京都台東区)の社長ら3人を動物愛護法違反(特定動物の無許可飼育)で逮捕し、3日発表した。同社はヘビを蒸したり焼いたりして加工。精力剤などとして販売する創業130年超の老舗だという。
逮捕されたのは、社長の浅見隆行(50)=台東区蔵前4丁目=、ハブ捕獲業の真喜志康弘(60)=沖縄県名護市=、無職の池田伸孝(46)=さいたま市見沼区=の各容疑者。
保安課によると、浅見容疑者は昨年11月、ヒメハブ24匹を都知事の飼育許可を得ず同社の店舗で飼っていた疑いがある。また、真喜志容疑者はヒメハブ63匹を、池田容疑者はニホンマムシ5匹を、それぞれ自宅で無許可のまま飼育した疑いがある。浅見容疑者は容疑を否認。ほかの2人は認めているという。
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