ハム斎藤、巨人相手に無失点 「去年より確実にいい」
日本ハムの斎藤佑樹が5日、巨人とのオープン戦(札幌ドーム)で5番手として八回に登板し、1イニングを無失点で抑えた。「どういうふうに打ちとるか、イメージができている」と栗山監督もうなずく。
最初の打者、阿部は四球。ここからズルズルとはいかず、村田は内角へのシュートで注文通りの二ゴロ併殺に。長野は追い込んでからフォークで投ゴロに仕留めた。
キャンプ中の2月21日にあった楽天との練習試合は2回を7安打5失点と不本意な出来だったが、オープン戦に入ると立て直した。初登板となった2日の中日戦は1回1安打無失点と及第点の内容で投げている。
「ここまでは去年より確実にいい」と斎藤。喜ぶだけではなく、「代わったタイミングで先頭への四球はよくない。勝負にいって打たれたほうが自分のためになる」と反省も忘れなかった。(山下弘展)
ASAHI.COM