ガソリンスタンドに車突っ込み逃走 従業員の男性死亡
ひき逃げ事件があった現場＝７日午後０時４７分、大阪市東住吉区杭全６丁目、辻村周次郎撮影
７日午前９時４５分ごろ、大阪市東住吉区杭全（くまた）６丁目のガソリンスタンドから、「車が突っ込んだ」と１１９番通報があった。大阪府警によると、国道２５号を走っていた軽ワゴン車が、スタンドわきの歩道で別の車を誘導していた従業員小林浩司さん（５５）をはね、逃走した。小林さんは約２時間後に死亡。府警がひき逃げ事件として捜査している。
東住吉署によると、軽ワゴン車は小林さんをはねた後、誘導されていた車と、国道を走っていた車の計２台と接触。灰色か銀色で、男１人が運転していたとみられるという。この日午前１１時ごろ、ガソリンスタンドから北東約１キロの大阪市内の路上で、逃走車とよく似た車両が乗り捨てられているのが見つかった。運転手はいなかったといい、署が行方を捜している。
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