外国人初の将棋プロ、ステチェンスカ女流2級が初対局
プロ入り後、初の公式戦にのぞむカロリーナ・ステチェンスカ女流2級=大阪市福島区の関西将棋会館
外国人で初めて将棋のプロになったカロリーナ・ステチェンスカ女流2級(25)=ポーランド出身=が9日午前、プロ入り後、初めての公式戦にのぞんだ。大阪市福島区の関西将棋会館での第44期女流名人戦予選で、石本さくら女流1級(18)と対戦。午前10時に始まり、同日夕までに終局の見通し。
ステチェンスカ女流2級は16歳のころ、漫画「NARUTO」の登場人物が将棋を指しているのを読んで興味を持ち、インターネットでルールを覚えた。ネット対局で腕を磨き、2013年に来日。女流棋士を養成する「研修会」に入会し、今年2月20日に規定の成績を挙げ、正規のプロである女流2級へ昇級した。(深松真司)
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