動画で少女が「日本だーいすき」 サウジ、友好関係演出
岸田文雄外相(左)の表敬を受けるサウジアラビアのサルマン国王=13日午前11時6分、東京・元赤坂の迎賓館、代表撮影
サウジアラビア外務省は、同国のサルマン国王が日本に到着した12日、ツイッターで「サウジ人の女の子から日本の皆さんへのメッセージ」と題する動画を投稿した。46年ぶりの国王の訪日とあって、あの手この手で友好関係を演出している。
サウジ外務省はサルマン国王が羽田空港に到着すると、まず「サルマン国王が無事日本に到着されました」と日本語でツイート。続いて投稿した20秒あまりの動画では、少女が「サウジアラビア人です。日本だーいすき」と日本語で話すのに合わせ、アラビア語の字幕をつけた。
ほかに、サルマン国王と日本の皇太子さまの写真や、両国政府間の相互訪問がこれまでに45回にのぼることなどを示すグラフなども投稿した。
一方、サウジ国営通信は日本の奥田紀宏駐サウジ大使のインタビューとして、「国王の訪日は、二国間協力のレベルを様々な分野、特に経済と文化面で飛躍的に高める」などとする記事を配信した。(渡辺淳基)
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