神木隆之介、桐山に人生重ねて 映画「3月のライオン」
神木隆之介 「3月のライオン」主演
芸能界というプロの世界で、子役から大人への階段を駆け上がってきた23歳。今作には、そんな自身の人生も重なる。
羽海野チカによる原作マンガの大ファン。「あったかく人間味のあるすてきな作品。だからこそのプレッシャーもありました。僕もマンガ好きで、原作ファンの気持ちが痛いほど分かるので」と話す。
演じるのは、17歳の若き天才プロ棋士・桐山零。幼い頃に両親を亡くし、将棋の世界で闘うことで生きる道を切り開いてきた。個性豊かな棋士との対局や友情、近所に住む3姉妹との出会いから、様々な顔をのぞかせる。
「今回意識したのはキャラクターじゃなく、臨機応変に対応を変える人間。あまり決めずに感じたままやったほうがいいな、と。だからこそ、半ドキュメンタリーというか、(観客が)近いところで桐山零をみられるようになっていると思います」
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