トランプ氏「一線越えた」 シリアが化学兵器使用と断定
ホワイトハウスで行われたヨルダンのアブドラ国王との共同会見でのトランプ米大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
トランプ米大統領は5日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、「私にとっての、多くの一線を越えた」と強く非難した。ヨルダンのアブドラ国王との共同記者会見で語った。
トランプ氏は化学兵器の使用が「昨日起きたことを私は受け入れられない。大きな衝撃だった」とした上で、「私のシリアとアサド(大統領)への態度は大きく変わった。(事態は)全く違うレベルになった」と話した。
トランプ政権は、オバマ前政権と異なり、ロシアが後ろ盾になっているアサド氏の退陣を求めないことを示唆してきた。方針転換する可能性がある。
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