小池新党、6月1日までに全候補公表へ 東京都議選

東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向け、小池百合子・東京都知事を中心とする地域政党「都民ファーストの会」が6月1日までに公認候補全員の公表をめざしていることが分かった。同日に都内で決起大会を開き、その場で全員を紹介したい考えだ。

都民ファーストは、単独過半数の獲得も視野に入れているが、定数127の都議選で過半数を得るには64人以上の候補擁立が必要。これまでに公表した公認予定者は25人にとどまっており、どれだけ擁立できるかが焦点となる。今後、小池氏が塾長を務める政治塾の受講者らを対象に候補者選びを進める。

また、都民ファーストの関係者によると、決起大会までに政治方針をまとめた綱領も公表する方向だという。小池氏が唱える「東京大改革」を踏まえ、情報公開の推進や効果的な財政支出の実現などを盛り込む見通し。国政に関する項目には触れず、都政に集中する姿勢を示す予定という。(石井潤一郎、伊藤あずさ)

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