「陸自は暴行起こす」「海保で自殺」政治家も臆測で発信
米軍基地の移設に向けて埋め立てが始まった海岸付近で向かい合う、反対派のカヌーと海上保安庁のボート=25日、沖縄県名護市
■「みる・きく・はなす」はいま ゆがむ事実
ネット空間に向けた不確かな情報発信に、政治家が関わる事例が目立ち始めている。「見たいものだけを見る」傾向と共鳴するかのように、政権に異議を申し立てる側への攻撃も加速している。
「海兵隊からこのような訓練を受けた陸上自衛隊が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる」。沖縄県宮古島市議の石嶺香織(36)が3月9日、フェイスブックにこう投稿すると、その日のうちに「炎上」した。
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