金魚の世界、まるで万華鏡 登別の水族館に登場
全体が反射材で覆われ、水槽があちこちに映る金魚万華鏡=北海道登別市、白井伸洋撮影
北海道登別市の水族館「登別マリンパークニクス」に、「金魚万華鏡」が登場した。鏡で覆われた部屋で金魚の水槽が七色のライトで照らされ、まるで万華鏡の中に入り込んだようだ。
中華圏からの来館者が多く、「縁起がいい」と好まれる金魚を使って飼育員らが1年がかりで製作、大型連休に合わせ、先月29日から公開された。「マリンパーク」の館名通り、これまでは海の生き物だけを展示してきたが、昨年の来館者数は前年比2万人減の38万人。同館は「金魚の開運パワーにあやかって海外客を増やし、今年は40万人を超えたい」と意気込んでいる。(三上修)
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