腹からドル紙幣57枚、恋人と口論し飲み込む 南米
南米コロンビアの病院に激しい腹痛と吐き気を訴える女性(28)が診察に訪れ、緊急手術をしたところ、腹部から5700米ドル(約64万円)分の100ドル紙幣が見つかった。女性は金を巡って恋人と口論になり、全部で約9千ドル(約100万円)をのみ込んだと話しているという。地元メディアが報じた。
報道によると、女性は4月28日、同国北部ブカラマンガの病院を診察に訪れた。多額のドル紙幣を隠し持っているのを恋人に見つけられ、一部を分けてほしいと迫られたことから、口論の末に100ドル紙幣をのみ込んだという。体内から見つかった紙幣は57枚で、残りはすでに体外に排出されたとみられる。
米CNNスペイン語放送は「紙幣をのみ込んだ場合、自然に体外に出すには困難を伴う」との担当医の声を紹介。取り出された紙幣はほとんど傷みがない状態だったといい、地元の捜査当局に引き渡された。女性は犯罪行為にかかわった疑いもあるとして、調べを受けているという。(サンパウロ=田村剛)
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