ジャンプ台を走る!世界で最も過酷な400m走、札幌で
2016年7月にドイツで開かれた大会。参加者は斜面をはうように走る(Red Bull Content Pool提供)
「世界で最も過酷な400メートル走」が21日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で開かれる。ノルディックスキー・ジャンプの着地地点からスタート地点までを逆走で駆け上がる、飲料メーカー主催の「レッドブル400」。問われるのは、最大斜度37度の急斜面に屈しない脚力と、130メートル超の高さを恐れぬ勇気だ。
2011年9月にオーストリアで第1回大会が開催されて以降、欧州を中心に25回開催されてきた。参加ランナーはのべ約1万6千人にのぼる。日本開催は今回が初めてで、札幌大会は個人戦、団体戦計400人の参加枠はすでにいっぱいという。
個人戦で最速タイムを出した1人は、7月にドイツ南部のティティゼーノイシュタットである第1回世界選手権に招待される予定。トルコ人男性が持つ「世界記録」3分40秒01の更新はなるか。(吉永岳央)
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