わらび餅作りすぎまして…老舗のピンチ、ツイートが救う
作り過ぎたわらび餅を手にする永原彩加さん(左)と「お茶の諏訪園」店主の父、敏行さん=和歌山市の東ぶらくり丁商店街
わらび餅を作り過ぎた和歌山市の老舗お茶屋がツイッターに救われた。
和歌山市の東ぶらくり丁商店街にある「お茶の諏訪園(すわえん)」。1862年創業の老舗で、たまにわらび餅を作って店頭に並べる。
8日の朝、店主の娘、永原彩加さん(28)がわらび餅の分量を間違えた。お世話になった人にお礼をしたかった母に頼まれて作っていたが、彩加さんは「別のことに夢中になっていて(母の話を)片手間に聞いてしまっていた」。カップ10個分ほどのはずが、その4、5倍作ってしまったという。普段は片手で数えるほどしか売れないわらび餅が、ショーケースに入りきらないほど出来上がった。
ASAHI.COM