トランプ氏、ロンドン市長をしつこく批判 ツイッターで
英ロンドン中心部で起きたテロ事件をめぐり、トランプ米大統領がカーン・ロンドン市長への批判をしつこく続けている。
事件後、市民に落ち着いて警戒するように語ったカーン市長のメッセージに、トランプ氏は「ロンドン市長は『恐れる理由はない』と言っている!
」と市長に脅威についての認識が足りないかのようなコメントをツイートした。市長側は「ツイートに反応するより他にやるべき大事な仕事がある」として取り合わなかったが、それに対しトランプ氏は5日、「カーン・ロンドン市長による哀れな言い訳だ」とツイッターに書き込んだ。
カーン氏はイスラム教徒初のロンドン市長で、トランプ氏の移民政策に批判的な姿勢を見せてきた。ホワイトハウスのサンダース副報道官は5日、トランプ氏はカーン氏と論争する意図はないとし、「メディアがそう操作したがっている」とした。(ワシントン=杉山正)
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