東京五輪、バスケ3人制など新採用 リオから33種目増
今年3月、東京・大田区総合体育館で行われた3人制バスケットの日本選手権
国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイス・ローザンヌで臨時理事会を開き、2020年東京五輪でバスケットボール3人制、柔道で男女3人ずつによる混合団体、卓球の吉村真晴(名古屋ダイハツ)と石川佳純組(全農)のペアが世界選手権で金メダルを獲得した混合ダブルス、トライアスロンの混合リレーを新採用するなど、種目数を現在の予定から15増やすことを決めた。東京五輪の実施種目数は、昨年のリオデジャネイロ五輪から33増の339で確定した。
ボートやカヌーなどで、男子種目から女子種目に振り替えるなどした。重量挙げは1種目減った。選手数の上限は1万1090人としている。
IOCは五輪改革で「五輪参加者の男女比率を半々にする」と数値目標を掲げたほか、男女混合の団体種目採用を奨励する方針を示していた。IOCによると、今回の決定で東京大会の女子参加率は48・8%になり、五輪では過去最高になる見込みという。(稲垣康介)
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