昭二・翔平…元号が子どもの命名に影響、今回の改元も?
「平成」が終わると、赤ちゃんの名前にも変化が起きるかもしれない。天皇の退位を実現する特例法の成立で、平成が遠からず幕を閉じることになった。「改元」はしばしば、子どもの名前に影響を与えてきた。さて今回は?
毎年、その年に生まれた赤ちゃんの名前のランキングを発表している明治安田生命保険は、大正から平成まで、時代ごとの人気の名前を分析している。
「明治」から「大正」に元号が変わった1912年、男の子の1位は「正一」。翌年の大正2年は「正二」、大正3年は「正三」がそれぞれ1位に。女の子は大正2年に「正子」が1位となった。
「昭和」に元号が変わったとき、人気の名前も大きく変わった。昭和元年は1週間しかなく、変化は見られなかったが、27(昭和2)年は、男の子の1位が「昭二」、2位が「昭」に。女の子の1位「和子」は、52(昭和27)年までの26年間で1位23回、2位3回と、圧倒的な人気を誇った。
ASAHI.COM