岡山の高校、制服に国産デニム生地 詰め襟から変更
関西高校で来春から導入されるデニム学生服=岡山市北区西崎本町
学校法人関西学園(岡山市北区)が発表した、国産デニム生地の学生服。濃紺のブレザーで、地元のジーンズメーカー「ジャパンブルー」(岡山県倉敷市)が開発した生地を使う。
関西高は岡山県内唯一の私立男子校。今秋創立130周年を迎えるのを機に、詰め襟の学生服からの変更を検討していた。
「桃太郎ジーンズ」など国産ジーンズを世界22カ国で販売するジャパンブルーが染織技術を駆使し、8万回の摩擦に耐える生地素材を開発した。一般のデニムの約3倍の摩擦強度で、色移りもなく、他の衣服と家庭用洗濯機で丸洗いできることから採用が決まった。
デニム生地は上着のみで、ズボンはベージュ色のチノパンを合わせる。(波多野大介)
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