藤井聡太四段、15歳での初勝利 棋聖戦で西川七段破る
初手を指す藤井聡太四段。右は対戦相手の西川慶二七段=大阪市福島区の関西将棋会館
公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(15)が24日、大阪市福島区の関西将棋会館であった棋聖戦の1次予選1回戦で、西川慶二七段(55)に勝った。19日に15歳になってから初の白星。
来年夏に羽生善治棋聖(46)と五番勝負を戦う挑戦者を決めるトーナメントの初戦。藤井四段が終盤の攻め合いを制した。
藤井四段は昨年12月のデビュー戦から今年6月まで公式戦負けなしの29連勝を達成。新人ながら30年ぶりに歴代1位の連勝記録を塗り替えた。今月2日、30戦目にしてプロ初黒星。その後、2連勝したが、21日に公式戦2敗目を喫し、現在の通算成績は32勝2敗。
ASAHI.COM