中央道に流出の土砂、陶器原料か 県、業者立ち入りへ
岐阜県瑞浪(みずなみ)市釜戸町の中央道で18日夜、大雨で車道に流れ込んだ土砂に車が巻き込まれ、6人が重軽傷を負った事故で、土砂の一部には近くの陶器材料メーカーが保管していた陶器の原料が含まれていた可能性があることがわかった。県は21日午後から廃棄物処理法に基づいて同社の立ち入り検査を行い、保管状況が適切だったかどうか調べる。県警も同法違反の疑いもあるとみて捜査を始めた。
県廃棄物対策課などによると、中央道に流れ込んだ土砂は白っぽく、陶器の原料の硅石(けいせき)とみられるという。陶器材料メーカーの従業員らによると、崩れた道路脇の山肌は同社の所有地という。従業員の一人は取材に「(道路に)流れたのはうちの原料」と話した。
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