O157、二次汚染の可能性 感染源特定はまだ難航
「でりしゃす」系列店では、サラダ類は個食パックでの販売に変更となった(フレッシュコーポレーション提供)
群馬、埼玉両県の総菜店「でりしゃす」の総菜を食べた男女21人が腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染し、女児(3)が死亡した問題で、群馬県は近く県内の系列店の立ち入り検査に乗り出す。感染源や感染ルートの特定は難航しており、保健所は菌が用具などを介して広がる「二次汚染」の可能性も指摘する。専門家が警戒を呼びかけるなか、対策を強化する動きも出ている。
■群馬県、立ち入り検査へ
「二次汚染の可能性が強くなったのではないか」。前橋市保健所の担当者は13日の記者会見で、継続調査が必要としつつ、こうした見方を示した。
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