松沢成文参院議員、政策・理念一致なら新党参加へ
小池百合子・東京都知事が支援する若狭勝衆院議員と、民進党を離党した細野豪志元環境相らによる新党が来週にも立ち上がる見通しだが、前神奈川県知事の松沢成文参院議員(59、無所属)は22日、朝日新聞の取材に、政策・理念が一致すれば参院議員のまま、新党に参加する考えを明らかにした。
松沢氏は「この週末で最終的な政策・理念の擦り合わせをする」とし、憲法問題や経済政策などについて、政党としてすぐにも問われる点をきちんとまとめておく必要があるとした。
新党に加わる国会議員は衆院議員が中心とみられ、「選挙の応援に回る参院議員が必要」として、自らがその立場になる考えだ。
水面下では、県内選挙区への新党の候補者擁立に向けた協議も進んでいるというが、「選挙区で勝ち上がるには、小池さんが党首になることが必須」との持論も展開した。
神奈川9区の笠浩史(52)、同16区の後藤祐一(48)両衆院議員も今月、民進党から離党し、新党への参加が見込まれている。(岩堀滋)
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