上野の赤ちゃんパンダ、名前は「シャンシャン(香香)」
生後100日を迎え、身体検査を受けるジャイアントパンダの赤ちゃん(20日、東京動物園協会提供)
東京都立上野動物園で6月に生まれたジャイアントパンダのメスの赤ちゃんの名前がシャンシャン(香香)に決まった。応募総数32万2581通の中から6人の選考委員が8点に絞り、都が最終決定した。小池百合子知事が25日午後2時から会見で発表した。
赤ちゃんは6月12日に父親のリーリー(力力、12歳)と母親のシンシン(真真、12歳)の間に生まれた。150グラムだった体重は6キロを超え、4本の脚を使ってよちよち歩きができるようになった。
中国では、パンダは生後100日を過ごせば丈夫に育つとされており、100日をめどに名前がつけられる習わしがある。今回の赤ちゃんは今月20日で生後100日を迎えていた。
母子は現在、公開されておらず、お披露目は生後6カ月となる12月中旬以降になるとみられる。公開されれば、上野動物園生まれのパンダとしては1986年のトントン(童童、メス)、88年のユウユウ(悠悠、オス)に続き、3頭目となる。(西村奈緒美)
ASAHI.COM