Bリーグ対談、2季目へ 井上雄彦さん「本音引き出す」
週刊朝日ムック「B′(ビー・ダッシュ) B.LEAGUE×井上雄彦」
バスケ漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦さんとBリーグ選手による対談企画「Bリーグ 主役に迫る」も、2017~18年シーズン開幕に合わせて再開する。2季目に臨むにあたって、井上さんに今の思いを聞いた。
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これまでの日本バスケ界は、日本選手で初めてNBAでプレーした田臥勇太選手(栃木)以外、選手の顔が見えてこないところがありました。でも、いろいろな選手たちに直接会って話をして、それぞれの個性を強く感じることができた。
1年目の対談企画をまとめた本の表紙には、架空選手の顔を描きました。動き出したばかりのリーグの勢いや熱さに、積み重ねた経験値や自信といった深みを加えました。決してそらすことのない力強い視線は、そんな思いの表れです。
これまで対談した選手の中には、川村卓也選手(横浜)のように言葉が豊富な人もいた一方で、行儀が良すぎる選手もいたな、という印象です。「こう答えるのが正解」という思いを持っていたのかもしれない。
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