鹿児島でカメムシ大量発生 街灯に照明にざわざわ群がる

写真・図版ツヤアオカメムシ(県病害虫防除所提供)

鹿児島県内の広い範囲で、カメムシが大量発生している。夜になると、各地で街灯などにざわざわ群がるカメムシの姿。県北部を中心に平年の数倍のカメムシを確認した県は、果樹への被害を懸念し、農家などに注意報を出して駆除を呼びかけている。

2日夜、県北部の出水市では、街灯や店の照明に無数のカメムシが群がっていた。同市のタクシー運転手の栫(かこい)敏昭さん(60)は「駐車場の蛍光灯にも群がっていて、車の上に落ちてくる。窓を開ければ入ってくるので迷惑」と顔をしかめた。

県によると、大量発生しているのは、ツヤアオカメムシとチャバネアオカメムシ。9月上旬に市内で捕虫灯を仕掛けたところ、5日間に約8千匹が確認されたという。

ASAHI.COM

 

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