大阪環状線「103系」引退 オレンジ色の車両に別れ

半世紀近くにわたってJR大阪環状線を走ってきた「103系」が3日、引退を迎えた。老朽化が激しく、昨年12月にデビューした新型の「323系」に全て置き換わる。ファンたちは、慣れ親しんだオレンジ色の車両を見送った。

午前11時20分ごろ、最後の1編成8両が京橋駅大阪市)に到着。客を降ろし、回送列車として車両基地に向けて出発すると、ホームに集まった人々から「ありがとう」などと大きな歓声が上がった。

103系は、旧国鉄時代の1969年に環状線に登場。環状線からは姿を消すが、大和路線や播但線などJR西日本の管内で約170両の103系が残るほか、同じくオレンジ色でよく似た「201系」は来年度まで走る予定。

この日運行を終えた8両のうち先頭車両は11月3~6日、京都鉄道博物館京都市下京区)で展示される。

ASAHI.COM

Rating 3.00 out of 5

No Comments so far.

Leave a Reply

Marquee Powered By Know How Media.