鵬翔高サッカー部員、複数が飲酒や喫煙 女性教員も同席
宮崎市の鵬翔高校サッカー部の複数の部員が昨夏、飲食店で飲酒や喫煙をしていた。女性教員も同席していた。取材に対し、学校が認めた。サッカー部は全国高校サッカー選手権で優勝経験があり、現在も選手権の県大会で準決勝に進出している。このメンバーの中にも飲酒や喫煙をした部員がいるという。
県が10月に情報提供を受け、学校に調査を依頼。学校が部員に聞き取りをしたところ、複数が飲食店での飲酒と喫煙を認めた。何度もたばこを吸っていることを認めた部員もいたという。
学校によると、同席していた女性教員は非常勤講師で、昨年3月末まで同校に勤務し、いまは別の学校で勤務している。女性教員は3年ほど前から昨夏まで複数回、部員らと飲食店で食事をしていたという。
飲酒や喫煙が確認された部員について、学校は特別指導(処分)をすると説明している。県サッカー協会や県高校体育連盟には報告していないが、富山晃一教頭は「野球と違って申告義務がない」と話し、開催中の県大会にも引き続き出場させる方針だという。
ASAHI.COM