「全員の期待裏切った」青学OB神野の後悔 全日本駅伝
5日号砲の第49回全日本大学駅伝(朝日新聞社など主催、JAバンク特別協賛)で、2連覇を狙う青学大のOBで2年前に主将を務めた神野大地(コニカミノルタ)に、全日本の思い出や近況を聞いた。
――全日本には悔しい思い出がある。
箱根駅伝は2度優勝したけど、全日本は(自分が在学中に)一度も勝てなかった。注目度では箱根ですが、日本一を決める大会なので優勝したかった。
――3、4年はアンカーの8区だった。
3年の時は2位でたすきをもらって、後ろの東洋大学に追われるプレッシャーの中、振り切って安心していたら、明治大学に抜かれた。自分のタイムが良くても、順位を下げるのは一番してはいけないこと。抜かれた場面を携帯の待ち受け画面にした。2位を死守していたら、練習の取り組み方に油断が生まれたかもしれない。箱根まで2カ月、より一層、頑張れた。
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