スバル、無資格問題で費用100億円 業績予想を修正
スバルは6日、資格を持たない従業員が新車の完成検査をしていた問題に対応する費用として、2018年3月期に100億円を計上する見通しになったと発表した。米国や中国で自動車の販売台数が計画を下回るとも見込んでおり、18年3月期の純利益の予想を8月時点の2285億円から2070億円に下方修正した。
売上高の予想は3兆4200億円から3兆3800億円に、本業のもうけを示す営業利益も4100億円から3800億円に、それぞれ下方修正した。
吉永泰之社長は都内で開いた記者会見の冒頭、無資格検査問題に触れ、「多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことを改めておわびする」と陳謝した。
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