ＵＳＪ、宿泊先でも夢気分 公式ホテル七つめ、来夏開業
「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」のフロントのイメージ（オリックス不動産提供）
大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）のそばに２０１８年７月、七つめの公式ホテルが開業する。部屋の内装や家具などがカラフルで、部屋に戻っても楽しい気分が続くよう工夫する。料金は、ほかの公式ホテルと同水準の、１室２万円台前半を想定している。
ホテルを運営するオリックス不動産が２９日、発表した。名称は「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」。地上１５階、地下２階建てで、全４２８室。３０平方メートル前後が中心で、水色や黄色、ピンク色のソファや椅子などを客室に配置した。
３階のレストランは、黄色を基調にした内装。２階のフロントには、ＵＳＪのチケットを買える場所やアトラクションの待ち時間を確認できるモニターを設ける。
公式ホテルには、販売するＵＳＪのチケットが、優先的に割り当てられる。開業により、公式ホテルの客室は、計３４４３になる。ＵＳＪには、旅行会社が企画するツアーに組み込んでもらい、関西以外からの集客力を高めるねらいがある。
ＵＳＪの昨年度の入園者数は約１４６０万人と３年続けて過去最多を更新した。２０２０年には任天堂のゲームキャラクター「マリオ」を使った世界初のアトラクションができる予定だ。（近藤郷平）
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